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認知症の進み方は?軽度・中等度・重度の目安と、家族が知っておきたいこと(いわき市)

3 日前
読了時間: 5分
外を眺める利用者と介護士
監修:グループホーム桜(株式会社 吉田家具店 未来グループ)管理者・介護チーム

「今は一人で何とか暮らせているけれど、これからどうなっていくのだろう」「いつ頃、何に備えればいいのか分からない」――。認知症の親御さんのことで、先の見通しが持てずに不安を感じていませんか。

認知症の進み方には個人差があり、「何年でこうなる」とは言えません。それでも、軽度・中等度・重度という大まかな段階と、それぞれの段階で起こりやすいことを知っておくと、気持ちの準備や相談のタイミングを考えやすくなります。

結論:進み方は人それぞれですが、生活の「困りごと」が増えてきたら、相談のサインです。まずは地域包括支援センターや担当のケアマネジャーへ。

■ 1. 認知症の3つの段階(あくまで目安です)

認知症は、ゆるやかに進むことが多い一方で、体調や環境の変化をきっかけに急に目立つこともあります。次の表は、よくみられる様子の目安です。

段階

よくみられる様子

軽度

物忘れが増える/日付や約束があいまいになる/お金の管理や料理の手順でとまどう/本人も「おかしい」と気づいて不安になる

中等度

着替えや入浴、食事のしたくが一人では難しい/同じ話や質問を何度も繰り返す/場所が分からず迷う/夜に落ち着かなくなる

重度

身の回りのことの多くに手助けが必要/会話が少なくなる/歩く・食べる・飲み込むことが難しくなる/体調を崩しやすくなる

※診断や段階の判断は、医師が行います。ここでの説明は、ご家族が全体像をつかむための一般的な目安です。

■ 2. 段階ごとに、在宅で困りやすいこと

① 軽度のころ

ご本人は「できるはず」と思っているのに、うまくいかない場面が増えて、不安やいらだちを抱えやすい時期です。家族は、できないことを指摘するよりも、失敗しても安心できる環境を整えることが大切です。

✔ 通院や服薬、お金の管理を、さりげなく手伝う

✔ 介護保険の申請や、地域包括支援センターへの相談を始めておく

✔ デイサービスなど、外に出る機会をつくる

② 中等度のころ

日常の動作に手助けが必要になり、家族の介護の負担がぐっと重くなる時期です。夜に落ち着かなくなったり、入浴や着替えを嫌がったりして、イライラや限界を感じる方も多くなります。

この時期の関わり方や、夜間の様子については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

落ち着いた雰囲気のグループホームのリビング

③ 重度のころ

身体の介助や、飲み込み・体調への気配りが中心になります。医療との連携も大切になるため、在宅では家族だけで抱え込まず、医師や介護の専門職と一緒に支えていく形になります。

ポイント:重度になったときの対応(どこまで受け入れられるか、退去が必要になる条件など)は、施設ごとに考え方が異なります。入居を考えるときは、早い段階で必ず確認しておきましょう。

■ 3. グループホームを考えはじめる目安

「この段階になったら入居」という決まりはありません。在宅での介護が、ご本人にもご家族にも負担になってきたと感じたときが、考えはじめるタイミングです。たとえば、次のようなときです。

✔ 一人にしておくのが心配で、家族が目を離せなくなった

✔ 夜の見守りで、家族が眠れない日が続いている

✔ 介護のことで、家族の間や親子の間がぎくしゃくしてきた

グループホームは、1ユニット9名の少人数で、職員が24時間そばにいる暮らしです。新しい環境に慣れるには時間がかかることもあるため、「まだ早いかも」という段階でも、見学や相談をしておくと、いざというときに慌てずに済みます。空室待ちの目安については、こちらの記事をご覧ください。

■ 4. どの段階でも、まず相談を

段階が変わると、必要な介護サービスも変わります。要介護認定の見直し(区分変更)が必要になることもあるため、様子が変わってきたと感じたら、早めに相談しましょう。

○ お住まいの地区の地域包括支援センター

○ 介護サービスを使っているなら、担当のケアマネジャー

○ 体調の変化は、かかりつけ医

■ 5. よくあるご質問

Q. 認知症は、必ず重度まで進みますか?

A. 進み方には大きな個人差があります。原因の病気や年齢、体の状態、暮らしの環境などによって変わるため、「必ずこうなる」とは言えません。気になる点は、かかりつけ医に相談してください。

Q. 今はどの段階なのか、家族で判断できますか?

A. 段階の判断は医師が行います。ご家族は、「できなくなったこと」と「困っていること」を日付と一緒にメモしておくと、相談のときに役立ちます。

Q. 入居を決めていなくても、相談や見学はできますか?

A. はい。グループホーム桜では、入居をまだ決めていない段階でも、ご相談や見学を受け付けています。

■ まとめ:先の不安は、早めの相談で軽くなります

認知症の進み方は人それぞれですが、全体の流れを知っておくだけでも、気持ちに余裕が生まれます。一人で抱え込まず、今の困りごとから相談してみてください。

この記事のポイント

✔ 軽度・中等度・重度は目安。判断は医師が行う

✔ 困りごとが増えたら、地域包括支援センターやケアマネジャーへ

✔ 重度になったときの対応は施設ごとに違うので、早めに確認を

ご相談・見学のお問い合わせ

グループホーム桜は、1ユニット9名・2ユニット(定員18名)の少人数で、24時間職員が常駐する認知症対応型のグループホームです。ご相談や、施設の見学を随時受け付けています。

グループホーム桜

福島県いわき市錦町前原16-55

☎ 0246-84-5567

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